NMN6000のご案内ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド
国内GMP認定工場製造
Made in Japan
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それは年齢のせいではなく、体内成分不足かも
若々しい私たちのからだを支えている
体内成分は年々減少します。
人生100年時代をもっと輝かしいものにするために
医療・科学の進歩で、100歳以上まで生きる人が増えると言われています。そんな中、健康で自立した生活を送るためには「元気に年齢を重ねていく」ことが重要です。しかし、健康で自立した生活を送るために必要な体内成分は年々減少します。
ですから体内成分を取り入れ続けることが重要なのですが、残念ながら体内成分を直接取り入れることはできません。
そこで、注目されているのが、若々しさの鍵となる体内成分の材料であるNMNなのです。
NMNとは
NMNとは、ビタミンB3の中に含まれる成分のひとつで正式名称は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」 。
NMNは人やあらゆる生物に存在し体内で自然に生成されている物質ですが、年齢とともに減少することで、様々な体調面の変化を感じる様になると考えれられています。
NMN投与が糖尿病による腎不全のストッパーとなる治療法であることを発見
2021年4月慶應義塾大学医学部によるプレスリリースをご紹介いたします。
参照元:慶應義塾大学医学部プレスリリース
糖尿病による腎不全のストッパーとなる治療法を発見
慶應義塾大学医学部内科学教室(腎臓・内分泌・代謝内科)の伊藤裕教授、脇野修准教授、長谷川一宏特任講師、安田格助教らの研究グループは、糖尿病性腎症のドミノストッパーとなる治療法を発見しました。糖尿病性腎症ドミノとは、(1)糖尿病を発症→(2)糖尿病による腎障害である糖尿病性腎症が進行→(3)高い確率でやがて透析に至る、という連鎖がドミノ倒しのように進む病態です。新型コロナウイルスのリスクファクターとしても糖尿病性腎症は社会的に大変重要です。この度、本研究グループは基礎実験の成果で、ニコチン酸モノヌクレオチド(NMN)という物質の投与方法を工夫することで、この糖尿病性腎症ドミノの遮断機、つまりストッパーとなりうる画期的治療法を発見しました。本研究成果は、2021年4月2日(日本時間)に、米国腎臓病学会誌『Journal of the AmericanSociety of Nephrology(JASN)』に掲載されました。
1. 研究のポイント
- ニコチン酸モノヌクレオチド(以下 NMN)を蛋白尿の段階という的確な時期に投与すれば、短期の投与で、その後投与を中止しても、長期間、糖尿病性腎症の進行を抑制できることを明らかにしました。
- 患者にとっては、短期間の通院や投薬で、長期間にわたって治療効果を得られます。
- 社会にとっては、(1)医療経済効果、つまり医療費が安く抑えられ、(2)新規の透析患者を減らすことができます。(3)糖尿病性腎症は糖尿病患者が慢性腎臓病を経て透析になる最大要因の疾患であり、この発症や進行を抑えることにより、慢性腎臓病や透析患者の発症抑止にも大きな成果が得られる可能性やコロナ重症化の軽減に寄与する可能性を持つ基礎研究結果です。
2. 研究の背景および腎臓の機能
<糖尿病性腎症-透析導入の最多疾患、医療の最重要課題、新型コロナ重症化因子>
糖尿病は現代社会のもたらす最大の生活習慣病で、国内の患者数は約1,000万人と推定されています。糖尿病から生じる腎臓の障害は糖尿病性腎症と言い、透析導入の最大の原因です。糖尿病性腎症は、今もって糖尿病や高血圧への治療が中心であり、腎そのものへの有効な治療法は存在しないことが、増え続ける一方の患者数と医療費増大に歯止めが利かない理由です。腎臓は、流れ込む血液から尿を作り体の中の老廃物を排泄します。尿を作る場所は、濾過器の働きをする糸球体という部分で、毛細血管のかたまりとして糸くずのような構造となっています。この濾過器が目詰まりすれば尿は生成されず、逆に目の粗いザルのように素通りとなれば蛋白尿となります。腎臓には、さらにこの濾過器で濾し取られた尿のもと(原尿)が通る尿細管という部分があります。この部分では、必要な物は原尿から再吸収され、老廃物はさらに原尿の中に排泄されます。こうして最終的に体外に排泄される尿が生成されます。
3. 研究の概要と成果
<尿細管細胞から糸球体細胞への対話:尿細管-糸球体連関>
本研究グループは以前の研究で、細胞機能を安定化させ若々しさを保つことが知られているNMNという抗加齢分子が糖尿病性腎症で低下していることを見出しました。このNMNは、腎臓ではこれまで尿の通り道という概念で捉えられていた尿細管で主に産生されており、その産生が減ると、糸球体の「濾過器」を構成する足細胞という細胞の機能にも異常が波及します。さらに、若々しく細胞を保つ機能を持つ酵素である Sirt1という抗加齢分子の足細胞での発現が低下し、本来は発現していない異常蛋白の一つであるクラウディン-1(Claudin-1)の発現が上昇してきます。このような経過を経て、最終的には「濾過器」が障害され蛋白尿が出現するという一連の病気の流れを解明しました。尿細管の細胞から糸球体足細胞へのNMNを仲立ちにした対話が途絶えてしまうことが糖尿病の極めて早い段階で生じ、発症に関与しているのです。この連関を尿細管-糸球体連関と名づけました(2013年長谷川、脇野、伊藤ら『Nature Medicine』)。
糖尿病性腎症における尿細管-糸球体(ポドサイト)連関の破綻
糖尿病では、尿細管の NMN 産生を妨げ、糸球体の Sirt1 低下を引き起こす。<NMNの補充治療が尿細管-糸球体連関の破綻を遮断する>
これまで糖尿病性腎症の早期診断としてアルブミン尿(微量の蛋白尿)の検出が多く使われてきました。これは糸球体の障害を早期に検出する方法です。本研究グループは、既にアルブミン尿が出る前から尿細管ではエネルギー代謝の失調を起こし、糸球体障害を招いていることを明らかにしました。尿細管-糸球体連関の破綻が生じた時には、もう既に糖尿病性腎症は発症しているのです。今回研究グループは、この連関の破綻を修復する、枯渇したNMNを補充する新しい治療が有効である可能性を見出しました。糖尿病性腎症はある程度進むとなかなか進行を止められません。これまでの進行を遅らせる治療から、発症させない「先制医療」を実施すれば、発症や進行のみならず、重篤化も避けられるため高い効果を得られると予想されます。本研究を進めることにより、「超早期」の介入によるヒトへの新たな治療法の開発が期待されます。具体的には 8 週令の糖尿病性腎症(Diabetic Nephropathy と図 3 には表示)を起こしたマウスに NMN を 2 週間短期投与し、その後中止しても、驚くべきことに、24 週令の解析でアルブミン尿(Albuminuria)の抑止が継続していました。すなわち、NMN の短期投与が、投薬中止後もずっと良い効果を及ぼし続け、病気の進行を長期的に抑えることを可能にする画期的な治療手段への手がかりを見出しました。新型コロナウイルス感染症の重症化危険因子の中には、糖尿病、慢性腎臓病、透析の 3 疾患が含まれ、これらの基礎疾患の免疫力低下が要因とされています。糖尿病性腎症は糖尿病患者が慢性腎臓病を経て透析になる最大要因の疾患であり、この発症や進行を抑えれば、慢性腎臓病や透析患者の発症抑止にも大きな成果が得られる可能性があります。したがって、透析患者増大のみならず、新型コロナウイルス感染症重症化抑止につながる可能性を持つ基礎研究結果です。本研究成果は、腎研究のトップジャーナルである米国腎臓学会誌に発表予定です。
NMNに関する参考リンク
ネイチャー誌
NMNは、米国ミズーリ州のワシントン大学の今井眞一郎教授が「マウス実験で糖尿病に劇的な治療効果を上げた」と報告して一般に広く知られるようになった物質で、多くの研究者が抗老化の分野で研究を推進し、現在高い注目を集めています。
参照元:ネイチャー誌 日本語版 「老化を制御し、予防する」今井眞一郎
図:哺乳類における老化・寿命制御の組織間コミュニケーションの概念図 視床下部がコントロールセンター、それを調節するのが脂肪組織(モジュレーター)。
視床下部からのシグナルは骨格筋へと伝わり、他の臓器に何らかの作用をもたらす(エフェクター)と考えられるが現在解明中。それぞれの組織でNAD+によるサーチュインの活性化という反応が重要と考えられている。なお、脂肪組織の脂肪細胞内にあるNAMPT(iNAMPT)は血中に分泌されるとeNAMPTとなり、それがNMNの合成を促進する。NMNは脳血液関門を通って視床下部でのNAD+合成を賦活化し、それがサーチュインを活性化すると考えられる。
NMNを摂取するには
年をとってNMNの合成量が落ちてしまうと食事だけではカバーしきれなくなるためNMNを補填することが重要になってきます。NMNを体内に取り入れれば素早くNADに変換されて多岐に渡る抗老化作用を示すと言われています。
また、緑黄色野菜やフルーツなどの食品にも含まれていますが、含有量はわずかで、食事からNMNはほとんど摂取できません。
NMN60002カプセルとのNMN含有量比較
NMN6000 200mg(2カプセル)
ブロッコリー | 3,000房分 |
枝豆 | 16,000個分 |
トマト | 480個分 |
NMNの必要性
NMNは健康を維持するのに欠かせない成分です。
NMNは体内に取り込まれると、NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という補酵素に変換され、体内の様々なエネルギー反応に関わります。
しかし、このNADも年齢を重ねることで減少することが知られています。さらに、NADを直接摂取しても体内には吸収されずに排出されてしまうので、NMNを摂取することが必須と考えられています。
米国の Cell Metabolism という学術誌にワシントン大学の今井眞一郎教授の研究グループの論文が掲載されました。
NLong-Term Administration of Nicotinamide Mononucleotide Mitigates Age-Associated Physiological Decline in Mice
- NMN suppresses age-associated body weight gain and enhances energy metabolism ( NMNは加齢に伴う体重増加を抑制し、エネルギー代謝を高めます )
- NMN improves insulin sensitivity, eye function, and other features with no toxicity ( NMNはインスリン感受性、眼機能、およびその他の機能を毒性なしで改善します )
- NMN prevents age-associated gene expression changes in a tissue-specific manner ( NMNは組織特異的な方法で加齢に伴う遺伝子発現の変化を防ぎます )
- NMN is an effective anti-aging intervention that could be translated to humans ( NMNは人間に応用できる効果的なアンチエイジング介入です )
今井教授は次のように解説されています。
NMNは抗老化や寿命の制御にかかわるサーチュインという因子を活性化させると考えられてきました。研究を進める中でNMNが糖尿病やアルツハイマーなど様々な疾患に効果があることがわかっています。
研究の過程でヒトやマウスの体内で老化とともにNADを合成する能力が低下し体の様々な機能が衰えることがわかってきました。だとすれば、NMNのようなNADの合成中間体を投与すれば抗老化作用が出るに違いないと考えたわけです。
実験でマウスのNMNを経口投与するとNMNは腸内で素早く吸収され15分ほどで組織に移行してNADに変換されることがわかりました。
マウスもヒト同様に老化すると体重が増えるのですが、健康なマウスに1年間NMNの投与を続けると4%〜9%の体重減少が見られました。しかもNMNを投与したマウスはそうでないマウスに比べて食事量は増えていました。エネルギー代謝について調べたところ、NMNを投与したマウスは酸素消費量が増え脂肪酸を燃やしてエネルギーを得ていることがわかりました。
その他にも骨格筋でエネルギーを産み出す能力が高まっていることや、目の網膜の視細胞の機能が向上していることや、骨密度が増えることなどがわかりました。
NMNの効能効果
NMNから体内で変換されたNADは日常生活に必要なエネルギーを生み出します。
しかし、年々NADの減少とともに、作られるエネルギーが減少し、若い頃には感じなかったエネルギー不足を感じやすくなってしまいます。
100年時代を元気に過ごすためには、エネルギーを生み出す力を維持する必要があります。
NADを体内に取り込みつつ助けることで、若々しい日々を送り続けることができます。
ハーバード大学医学部 デビッド・A・シンクレア教授は、Nature に次のような論文を寄稿されました。
参照元:Nature(英文)
論文和訳
要点
- サーチュインは、進化的に保存された長寿経路の重要な構成要素である。サーチュインは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)依存性のリジンデアシラーゼであり、長寿と健康な加齢を促進する。
- サーチュイン活性化化合物(STAC)は、SIRT1に結合し、NAD+やタンパク質基質に対するSIRT1の親和性をアロステリックに調節することで、活性を高める。
- さまざまな戦略によってNAD+レベルを高めることで、すべてのサーチュインの活性を高め、代謝機能を改善し、寿命を延ばすことができる。
- サーチュインを過剰発現させ、天然由来および合成のSTACを投与すると、マウスの代謝機能が改善され、寿命が延びる。
- 現在、50件以上の臨床試験が行われており、天然由来および合成のSTACの安全性と生理活性を評価している。
概要
サーチュイン(SIRT1-7)は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)依存性脱アシル化酵素の一群であり、病気の予防や老化現象の改善に顕著な効果がある。
SIRT1やSIRT6を追加発現させたマウスや、レスベラトロールやSRT2104などのサーチュイン活性化化合物(STAC)、あるいはNAD+前駆体を投与したマウスでは、臓器機能、身体的耐久性、耐病性、寿命が向上している。
ヒト以外の霊長類やヒトを対象とした臨床試験では、STACが安全かつ効果的に炎症性疾患や代謝性疾患などを治療できる可能性が示されています。これらの進歩は、複数の疾患を緩和し、ヒトの寿命を延ばす可能性のある分子を合理的に設計することが可能であることを示している。
ご存知ですか?NMNの製造方法が2通りあることを
NMNサプリメントを製造する方法は主に2種類あります。
化学合成法とは
簡易な設備で大量生産することができ、製造に要する時間も短くて済む化学合成法(ケミカル)はコストを抑えて安価な製造が可能である反面、安全性を裏付けるデータが乏しく、栄養補助食品として毎日摂取することを考えますと現段階では不安が拭えません。
酵母発酵法とは
一方、高レベルに管理された設備を用いて生産し、丁寧に時間をかけて発酵させる酵母発酵法は、安価に大量生産することに不向きではありますが、天然の食品酵母を発酵させて製造しているため安全性が極めて高く、毎日安心して摂取することができます。
エフェ研究所が販売するNMN6000は酵母発酵法を用いた製造方法により、絶対安全領域を確保しています。
化学合成法 | 酵母発酵法 | |
---|---|---|
製造に必要な設備 | 簡易 | 複雑 |
製造に要する時間 | 短い | 長い |
データに基づく安全性 | 低い | 高い |
法令を遵守し安全を確保しているNMN
私共のNMNは中国最大手のJARI Pharmaceutical Co.,Ltd.(以下、JARI社)で酵母を使用して製造しており、国内代理店の日本バルク薬品株式会社の協力を得て、安心・安全なNMN商品の供給を行っています。
JARI社はビタミン類の研究開発会社として2004年に設立し、医薬品用原薬(API)製造はもとより、2019年に日本へNMNを輸出するための専用工場を設立し、生産を開始しました。日本の博士の指導の元、日本国内で食品として使用可能な原料や製法にこだわり製造しています。
JARI社は中国医薬品GMPは勿論のこと、米国FDAの認定を受けており、SA-GRAS認証も取得しているので、米国市場でもサプリメントを中心に採用実績が豊富にあり、安全性や有効性の資料もご用意しています。
発酵NMNとは
弊社はケミカルでの製造ではなく、発酵NMN製法を用いて製造されたNMNを原料としています。発酵NMNとは、天然の食用酵母での発酵法により製造し、食品と認められ輸入した原料です。
純度は99%以上(HPCL)の粉末原料で、30〜80メッシュと50メッシュ(パス)の粒度を用意しております。
発酵NMNは、NR(ニコチンアミドボシドクロライド)を培地として、食用酵母で発酵させてからNMNを抽出する事で安全な生産を実現しています。
原料原産地表示制度への対応
農林水産省により平成29年9月に食品表示基準が改正・施工され、日本国内で作られた全ての加工食品に対して、原料原産地表示が義務付けられました。
農林水産省
この制度には経過措置期間が令和4年3月まで設けられたため、現在国内に出回っているNMNは原産国が海外のものであっても原産地を表示していない商品が多く流通しています。
NMN6000はこの制度にいち早く対応し、原料原産地を正しく表示しています。
本物のNMNを選ぶ4つのポイント
今や私たちの身の回りに溢れるNMNサプリメント。ポイントをしっかり押さえて正しく安全な製品を選ぶことが大切です。
1 NMNの含有量をチェック
NMN6000 1粒のNMN含有量は100mgです。
NMN6000 のNMN含有率は99.9%です。
お勧めの摂取量
30日のNMN摂取量 | 1日当たり摂取量 | 必要な箱数 |
---|---|---|
6,000mg | 2粒 | 1箱(60粒) |
9,000mg | 3粒 | 1.5箱(90粒) |
12,000mg | 4粒 | 2箱(120粒) |
こちらを目安に毎日続けていただくことで、体内にNMNが蓄積し、若々しさを保つことができると言われています。
2 第三者機関の承認チェック
NMN6000のNMN含有量(99.9%)は、一般財団法人日本食品検査により証明されています。
3 全ての成分が表示されているかチェック
NMN6000は全成分を表示しています。
配合全成分
- β-ニコチンアミド・モノヌクレオチド(中国産/日本国内加工)
- 結晶セルロース
- HPMC
- グリセリン脂肪酸エステル
- 微粒二酸化ケイ素
NMNとは、ビタミンB3の中に含まれる成分のひとつで正式名称は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」 です。NMNは人やあらゆる生物に存在し体内で自然に生成されている物質ですが、年齢とともに減少することで、様々な体調面の変化を感じる様になると考えれられています。
繊維性植物から得られたαセルロースを酸で部分的に解重合して精製したものです。医薬品添加物として広く用いられています。白色の粉末状で、水に溶けません。味はなく、化学的に不活性であることから薬物と混合した場合にも変化がなく、優れた賦形剤(製剤に成型・増量・希釈を目的に加えられる添加剤)です。また打錠機で圧縮すると、粒子が絡み合い容易に成型できることや水分により容易に崩壊することや流動性がよいことから、錠剤の結合剤や崩壊剤としても優れた機能を発揮します。シロップの懸濁化剤にも用いられています。医薬品以外に乳化安定剤として化粧品・乳製品などの食品やその他工業用にも広く用いられています。
HPMCは植物繊維由来のカプセルです。わが国で平成15年(2003年)6月に食品添加物として指定され、現在「保健機能食品たるカプセル剤及び錠剤以外の食品に使用してはならない」との使用基準が定められ、保健機能食品のカプセル剤及び錠剤にのみ使用されています。米国においては、GMP(Good Manufacturing Practice)のもと、直接食品添加物として、乳化剤、フィルム形成剤、保護コロイド、安定剤、分散剤及び粘稠化剤としての使用が認められています。また、欧州連合(EU)では、一部の食品を除き、一般食品にGMPのもとで使用することができる食品添加物とされ、広い範囲の食品に使用することが認められています。
水と油のように混ざりにくい食品を混ぜたときに分離しにくくするための「乳化剤」として使われます。食品添加物自主基準では、グリセリン脂肪酸エステルは「安全性上の指摘がない」として、使用された食品の取り扱いの制限をしていない食品添加物です。
微粒二酸化ケイ素は、吸湿・乾燥を防ぐ目的で使用される食品添加物で、厚生労働省より使用が認められています。体内で消化吸収されず排出されるため身体に影響はありません。
全成分表示のルール〜記載の順序
配合成分の表記には次のように記載する順番が定められています。
1. 全成分を配合量の多い順に記載すること
2. 配合量の多い順に記載し、配合成分1%以下は順不同で記載すること
4 GMP適合認定工場で製造されているかチェック
NMN6000は Made in Japan です。
せっかく毎日使うものであれば日本製にこだわりたい。目の届く国内のGMP認証工場で製造されたこだわりの製品をお届けします。
5 製造方法の安全性をチェック
簡易な設備で製造が可能な化学合成法によって生産された安価なNMNサプリメントは安全性を裏付けるデータが乏しいため、その製造方法を明記していないケースが多く見受けられます。
日本国内で製造されていればそれだけで安心という訳ではありません。安全性が裏付けられた製造方法が正しく明記された商品を選ぶことが大切です。
ご購入価格
NMN6000
13.2g (220mg × 60粒)
1瓶:19,440円
2瓶:34,992円
※価格は税込です。
販売者:エフェ研究所
総発売元:株式会社ミットジャパン
製造所:株式会社米田兄弟社(奈良県磯城郡田原本町)
製造協力元:日本バルク薬品株式会社
書籍ライフスパンの一節から抜粋
デビット・A・シンクレア教授 著
メトホルミンとNMNを摂取している父親に起きた変化
正式に人間を対象にした研究は、齧歯類(げっしるい)を使った研究よりずいぶんあとになるのが普通だ。NAD増強分子の場合も同じだった。しかし、酵母や線虫や齧歯類でその安全性や有効性が早い段階から示唆されたことから、すでに自分の体で私的な実験を始めている人が大勢いる。
私の父もその1人だ。
父は初め生化学者になる教育を受けた。ところがコンピュータにのめり込み、ある病理検査会社でコンピュータ担当者として働いた。当然ながら、画面の前で長時間椅子に座って過ごすことになった。それは、恐ろしく体に悪いと専門家が指摘する生活習慣である。喫煙と同じくらい有害だとする研究者までいるほどだ。
2014年に母がなくなる頃、父は70代半ばだったものの、まだかなり活動的ではあった。すでに67歳で退職しており、旅行や庭いじりを趣味にしていた。しかし、父にも容赦のない衰えが始まっているように見えた。境界線型糖尿病(いわゆる糖尿病予備軍)と診断され、耳が少し遠くなり、視力も落ちてきた。疲れやすく、同じ話を何度も繰り返す。不機嫌になることが多くもなった。生き生きした老後とは程遠い。父は境界線型糖尿病の治療のために、メトホルミンの服用を始めた。翌年からはNMNも摂るようになった。
父はもともと物事を疑ってかかる性分である。反面、好奇心旺盛でもあるので、マウスを使った研究の話を私から聞いて大いに興味をそそられた。NMNは法律で規制された薬物ではなく、サプリメントとして買える。そこで父はまず少量から試すことにした。
とはいえ、マウスと人間では大きな違いがあることも重々承知していた。最初のうちは、私やみんなから体調を尋ねられても決まってこう返したものである。「何も変わらないよ。わかるわけないだろう」
だから、NMNを試して半年ほど経ったときにあんなことをいいだすのは、よほどのことだったに違いない。
「大騒ぎしたくはないんだけどね、確かに何かが起きているよ」あまり疲れを感じにくくなり、イライラが減り、頭もはっきりしてきたという。
「友だちと足並みが揃わなくなってきたんだ。みんなは年を感じるとこぼしているし、ブッシュウォーキングにも出てこられなくなった。私はそんなことはないね。痛いところもつらいところもない。ジムのボート漕ぎじゃ、ずっと若い連中に勝つくらいだ」。一方、父のかかりつけ医は、20年も異常だった肝臓の数値が正常になったことに驚いていた。
そのあとで父がアメリカに来たとき、ほかにもほんの少し変わったところがあるにに気づいた。母が亡くなってから初めて、笑顔が戻っていたのである。最近の父は10代の若者のように動き回っている。風雪のなかを6日間も歩いてタスマニア島の最高峰に登ったり、三輪バイクでオーストラリアのブッシュを駆け抜けたり、アメリカ西部で秘境の滝を巡ったりもしている。ドイツ北部の森では、木々に渡したロープを滑車で滑るツアーに参加する。アメリカのモンタナ州では、急流いかだ下りを楽しむ。オーストリアでは氷穴の探検までした。
いわゆる「エイジング・イン・プレイス(住み慣れた土地で老後を過ごすこと)」を実践してはいるが、住み慣れた土地にじっとしていることがほとんどない。
さらには、働くことが恋しくなったので、オーストラリア最大級の大学で新しい仕事を始めた。シドニー大学の倫理委員会の一員として、人間を対象にした研究を審査・承認する役についたのである。科学の厳粛性、医療の実践、データの安全性に関する知識を持つ父には、まさにうってつけの職務といえる。今までもずっとそんな風に生きてきたのなら、こういう姿を見ても別段驚きはしない。しかし、断じてそういう人間ではなかった。老後など少しも楽しみではないとよく話していたし、もともと人づき合いのいいほうでもなければ、朗らかなほうでもない。どちらかといえばネガティブな性格で、「くまのプーさん」に出てくるロバのイーヨーに似ている。だから人並みに10年ほど隠居生活を送ったあとは、介護施設に入るつもりでいた。行く末がどうなるかも知れていた。自分の母親に起きたことを見ていたからである。70代、80代になって母親はめっきり衰え、最後の10年間は痛みと認知症に苦しんだ。それを父はなすすべもなく眺めていた。
そういう記憶がまだ新しかったから、70歳を超えて長く生きたいとは思っていなかった。むしろ、それだけは嫌だと恐れていた。ところが、いざそうなってみると、自分の人生が大いに気に入っている。毎朝目が覚めるたびに、今日も刺激的な体験をたくさんしたいと楽しみで仕方なくなるほどだ。そのために、毎朝欠かさずメトホルミンとNMNを飲み、残り少なくなってくると不安になる。活力が蘇り、人生を楽しみ、年をとることを前向きに捉えているその姿は、驚異としかいいようがない。もちろんどれも、服用している分子とは何の関係もない可能性はある。年をとってからこういう心身の変化を見せる人も、世の中にはいるというだけの話かもしれない。(もっとも、親類にはそういう人がほかに1人もいないのだが)。父自身もこれをどう受け止めればいいか、考えあぐねている。なんといってもわが家は科学者の家系だ。「NMNが原因かどうかは確信がもてない」と、先日そう語った。それからしばし自分の人生を振り返り、笑って肩をすくめてみせた。「でも、確かにほかの説明が見当たらないね」
少し前のこと、父はアメリカ東海岸のかなりの地域を見て回ってから、オーストラリアへ帰国する準備をしていた。私はおそるおそる、翌月の行事のためにまたアメリカに来られないかと訊いてみた。私は「オーストラリア勲章」受章することになったのである。「老化の生物学的仕組みに関する医学研究と、バイオセキュリティに関する取り組みにおいて、また科学研究の擁護者としての活動において、傑出した功績」が認められてのことだ。授与式はワシントンDCのオーストラリア大使館で行われることになっていた。
「また来てもらうのは申し訳ないとサンドラ(妻)はいうんだ。あと4週間しかないし、父さんはもうじき80歳だし、また長旅になるし、それに・・・・」
「もちろん来たいに決まってるよ。ただ、その予定を入れられるかどうか、ちょっとまだわからないんだ」
結局、父はいくつかの会合をキャンセルし、アメリカ行きをしっかり予定に組み込んでくれた。サンドラや子どもたちと一緒に父が式に出席してくれたことは、間違いなく人生最高の日の1つとなった。家族と並んで立つ父を見ながら、こんな思いが込み上げてきた。「人生の大事な瞬間を親に立ち会ってもらえるなんて。長い人生とはこういうことのためにあるんだ」
父があとで教えてくれたところによると、やはりあの場に立ちながらこんな感慨にふけったのだという。「子どもの大事な瞬間に立ち会えるなんて。長い人生とはこういうことのためにあるんだ」父が若返ったという話は、もちろんただの事例証拠にすぎない。だから、近いうちにこのことをどこかの科学誌で発表するつもりはない。なんといっても、プラセボ効果は強力な薬となり得るからだ。父の気分が良くなったのは、メトホルミンとNMNを組み合わせたおかげなのか。それとも、そろそろ自分の生き方を大きく変えてみようと無意識のうちに決めたときに、たまたまそれらを飲み始めただけなのか。知るすべはない。
いずれは人間を対象にして、入念な計画に基づく臨床試験が実施されるだろう。その結果が出たとき、老化の時計は巻き戻せるという強力な証拠が得られるに違いない。それまでは、ひたすら父を誇りに思うに留めることにする。ごく普通の人間が、70代後半で人生に敢然と立ち向かい、新たな生き方を歩み始めたのだから。老化を「仕方がないもの」として受け入れるのをやめれば、人生はどれだけ素晴らしいものになるか。父は身をもって示している。
とはいえ、誰であれ父の変化を目にしたら、何か特別なことが起きているんじゃないかと勘繰らずにはいられない。
引用元LIFE SPAN 老いなき世界
それと同時に、誰であれ私と同じことを知り、私と同じものを見れば(つまり、世界中の様々な実験や臨床試験の結果を世間より何年も前に知ることができれば)、人類に何か重大な変化が訪れようとしていると信じずにはいられない。