28日周期、ターンオーバーのプロセス

4.角質層

ターンオーバーのしくみ ターンオーバーもいよいよ大詰めです。
この角質層に達した細胞は核の無い状態になっています。 つまり、これ以上分化しない生命力の無い細胞になってしまい、 このような状態になることを「角化」といいます。
角質層は水分の貯蔵庫であり、その表面は、皮脂腺から分泌される脂分と汗腺から出た汗とが混じり合って(乳化)できた皮脂膜のバリアーのおかげで、みずみずしい状態を保っています。

間違ったスキンケア!?

みずみずしい素肌とは、この角質層に十分な水分が保たれている状態をいいます。 角質層に必要なのは水分で、その水分が蒸発しないようにガードをする役目が脂分です。
素肌が乾燥しているからといって、大切な水分補給をせずに乳液やクリームなどの油分を塗ったところで、素肌の改善は望めません。
この角質細胞は約14日間でアカとなって剥がれ落ちていき、28日に及ぶターンオーバーは終わりを迎えます。
表皮の厚みは約0.2mmといわれ、角質層自体の厚みはその10%程度だと言われています。
うるおいのある美しい素肌を維持していくには、規則正しいターンオーバーが繰り返されることと、この角質層に充分な水分が含まれている必要があります。

これらのことからご理解いただけると思いますが、化粧水で素肌に水分を補給してあげることは非常に大切なことです。
ところが、従来の化粧水は放っておくと水分が蒸発してしまうため、化粧水をつけた後にはすぐに乳液やクリームなどを塗って水分をバリアー(人工的な皮脂膜)で守る必要がありました。しかし残念なことに、乳液やクリームに含まれる油分や界面活性剤は素肌に負担をかけてしまい、素肌のうるおいを保ってくれる反面正常なターンオーバーを妨げてしまうという皮肉な結果を生み出してしまうのです。
乳液やクリームを使いターンオーバーが妨げられると、年を追うごとにより沢山の油分をつけなければならない素肌になってしまいます。
油分を使わずに水分蒸発を食い止められないか?
竹内所長を中心としたエフェ研究所のスタッフは、素肌に良くない油性原料(油分)を使用せずに、角質上の水分蒸発を食い止めることは出来ないものかと、研究を重ねてきました。研究の末、遂に油性原料を含まないにも関わらず・・・
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