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件名 : 石鹸の原料について

ご投稿者 : ダージリン 様
エフェさんで勉強させていただいて、
石鹸の良さを再認識している昨今なのですが。

ひとくちに石鹸とはいっても
牛脂のもの、オリーブ油、パーム油と、
ベースとなる油脂によっても色々な種類がありますね。

それぞれ、出来あがった石鹸の性格などに、多少の差があるんでしょうか?
また、あるとしたら、どういった差なんでしょうか?

聞いた話ですと、オリーブ油のものは割りと洗浄力が強くない(?)ので、
乾燥肌向けとか…。
あとは、それぞれ溶ける温度が違うってのも聞いたことがあります。
私は脂性肌よりのニキビが出来やすい肌ですが、どの石鹸が向いているんでしょうか?

実は今石鹸が家にごろごろしてて、
もったいないので全部使い切るつもりではいるのですが、
じゃあ一体どれが私に向いてるんだろうと思って考えあぐねている最中なのです。
(でもエフェさんのミニボトルのは早々と使いきってしまいました・笑)

エフェさんの石鹸は確か牛脂でしたよね。
なぜ牛脂を選んだかもお聞かせいただくと嬉しいです♪

re(1):石鹸の原料による性格の違い



いつもありがとうございます
(^o^)/
▼ダージリンさん
> ひとくちに石鹸とはいっても
> 牛脂のもの、オリーブ油、パーム油と、
> ベースとなる油脂によっても色々な種類がありますね。
> それぞれ、出来あがった石鹸の性格などに、多少の差があるんでしょうか?
> また、あるとしたら、どういった差なんでしょうか?
主な違いは、泡立ちと洗浄力です
原料の油脂によって出来上がる石鹸の性格が変わるのは、油脂に含まれる脂肪酸の種類が異なるためです
ご指摘にもありましたが
ラウリン酸を含む油脂(から出来る石鹸)は、低い温度でも溶けやすく
ミリスチン酸やオレイン酸を含む油脂ですと、おだやかで泡立ちが良かったり
パルミチン酸やステアリン酸を含む油脂は、洗浄力に優れていたり
などなど、石鹸としての性格が変わってきます

> 私は脂性肌よりのニキビが出来やすい肌ですが、どの石鹸が向いているんでしょうか?
向いている石鹸というのは難しいところですが(^^;
やはり基本的に、優しい泡立ちでしっかり汚れが落とせるものが理想的な石鹸だと思います

そんな中で洗浄力が一番優れているは、
パルチミン酸やステアリン酸、オレイン酸を多く含む牛脂を使った石鹸だと言われています
また泡立ちの面で優れているのは
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸を多く含むヤシ油を使った石鹸と言われています
ちなみにオリーブ油は、主成分としてオレイン酸が8割以上を占め、リノール酸やパルミチン酸を含んでいます

当研究所のパウダーウォッシュは、優れた洗浄力と優しい泡立ちを両立させるために
牛脂とヤシ油を使用しています

今回はちょっと専門的になってしまいました
(^^;
ご参考にして頂ければ幸いです♪
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