件名 : クレンジング剤

ご投稿者 : まいこ 様
クレンジングの良いものを探しているのですが、肌にやさしいものをと求めていくと、
最近ではミルク・クリームクレンジングが良いと言われることが多いですよね？
オイル・ジェルクレンジングは合成界面活性剤が多く含まれるので、純粋なクリームなどで
浮かせるのがよいと良く見ます。
エフェ研究所さんはジェルクレンジングを勧めておられますがその辺どうでしょうか？
油分と合成界面活性剤とどちらをさければいいのかわかりません。
アドバイスよろしくお願いします。

re(1):クレンジング剤

ご投稿ありがとうございました
▼まいこさん
> 最近ではミルク・クリームクレンジングが良いと言われることが多いですよね？
ミルククレンジングといえば、佐伯チズさんがお勧めされているようですね
影響力のある方の発言はやはり大きく、ミルククレンジングはよく売れているそうです

> エフェ研究所さんはジェルクレンジングを勧めておられますがその辺どうでしょうか？
スキンケア基礎講座でジェルタイプをお勧めしているのは、あくまでニキビでお悩みの方を対象としています
ミルクタイプが良いのは、乾燥肌でお悩みの方だと思います
ニキビでお悩みの方がミルクタイプをご使用されるのはあまりよくないと思います
肌質やその時のコンディションそれからご使用のメイクによって、適したものを選択されるのが一番良い方法ではないでしょうか

> 油分と合成界面活性剤とどちらをさければいいのかわかりません
難しいところですね
まず、クレンジングは必要悪であることをご認識下さい
つまり、使用せずに済めばそれに越したことはないということです
かといって、メイクが素肌に残留してしまうのは大問題です

次に判断基準は、成分ではなく使用感で決めるのがベターです
ご使用後にひりひりやチクチクするものは当然避けるべきです
かといって、刺激は無いもののメイクがきちんと落ちていないように感じられるものも駄目です
とにかく不快感がある製品はよろしくありません

では、それらの観点からご自身にベストな製品を探していく手順ですが
刺激の少ないものから順番に試されるのが良いと思います
クレンジングでは、刺激と洗浄力は反比例します
刺激の少ないといわれるものは、メイクを落とす力も強くありません
弱いものから試していき、きちんと落ちればOKですし、残留感があればそれより少しきついものにしてみる・・・
そうやって、最小の刺激で最大限落とせるものを探してみて下さい
刺激の少ない順番は大体以下のような感じです（製品にもよります）
洗顔石鹸
クリームタイプ
ジェルタイプ
オイルタイプ

この時ポイントになるのは残留感ですが
素肌上にある
・皮脂
・汗
・使用しているメイク
によって異なってきます
肌質によって皮脂の量は違いますし、落ちにくいメイクをご使用かどうかによっても大きく変わります
個人差はもちろんですが、季節によっても変わります
残念ながらデータを数値化することは出来ません
試してみるしかありません

素肌を大切にされたいとお考えでしたら、メイクに合わせてクレンジングを選ぶのではなく
お気に入りのクレンジング（或いは石鹸）で落とすことが出来るメイクを選ばれるのが良いと思いますが
これでは本末転倒かもしれませんね(笑)

ご参考にして戴けましたら何よりです
これからもよろしくお願い致します