ターンオーバーを正常に保つポイント

3.ターンオーバーの周期を早めてしまう紫外線

ターンオーバーと紫外線 紫外線が素肌に与える悪影響はみなさんよくご存知ですよね。
表皮が紫外線に当たって傷めつけられると、細胞は早くこれを治そうとしてターンオーバーの周期は早くなります。 周期は早ければいいというものではなく、突貫工事で進められたターンオーバーからは正常な細胞が生まれず、本来ならアカとなるはずのメラニンが表皮に残って(沈着)しまいます。これが色素沈着といわれるもので、紫外線に当たるとシミやソバカスなどができてしまうのはこのためです。

ちなみに紫外線がもっとも強くなるのは
  • 午前10時〜午後15時の時間帯
  • 春先から夏にかけて(一番強いのは6月下旬ごろ)
といわれています。

紫外線から素肌を守る方法として、UVカットの化粧品の使用が一般的です。
ところがこのUVカット化粧品の紫外線散乱剤として含まれる、チタン、亜鉛の酸化物やケイ素、アルミ、鉄などの無機成分や、紫外線吸収剤として含まれる、ベンゾフェノン(環境ホルモンと指摘されています)などは、UVB波を防ぐ効果はありますが、素肌に相当な負担をかけますので、ターンオーバーを正常に保つということを考えますと本末転倒といえるかもしれません。

UVカット化粧品は、色黒になることは防げても、肌の老化は確実に進めてしまうということをご理解しておいてください。
これらのことを含めて私達ができる有効な手段は、素肌を紫外線に直接さらさないということではないでしょうか。
あるいは、洗濯物を干すのは10時までに済ませる、お買い物へは15時を過ぎて出かけるなど、生活リズムのちょっとした工夫が美しい素肌作りの近道になるのかもしれません。
それから、地味ですが帽子や日傘の活用は私たちが思っている以上に効果があります。

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